ESSAY

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一カ月強経ってから更新、というスパンが定着してはいけない、と思いつつ、ついついまたこんなに間隔を空けてしまいます。
現在は、いろんなことが同時並行で起こっていて、明らかにサイトの更新・小説の執筆の優先順位が低くなっています。
現在、生活の中心は、やはり仕事のことです。個人の仕事ではなく、会社の仕事。個人の仕事もしていますけれど。
たとえ全く同じWeb制作業界の転職でも、会社が変われば、守備範囲は変わります。また、スタッフが変われば、それぞれの持つ得意分野も違いますから、おのずと、社内での担当分野も変わります。もちろん全てはWeb制作・携帯サイト制作の枠内ではありますが、前の会社では殆どやらなかった分野を手掛けることが多く、日々、勉強と成長の日々です。
転職して4カ月が経ちましたが、もしも前の会社に今も居たら、すでに現在のスキルレベルには追いついていなかっただろう、と思います。


さて、近況報告ですが、「借りぐらしのアリエッティ」を観ました。ネットのレビューなどを見ると賛否両論ですが、個人的にはとても面白かったです。詳しい感想は、この記事の一番最後の、「続きを読む」の下に書きますので、ネタばれてもよい方だけどうぞ。


先日、子供の幼稚園で授業参観があったんですが、一連のプログラムの中で、唐突に「父親のみ全員参加の、クラス対抗ドッヂボール大会」なるものが行われました。
球技全般に対する適性が欠片もない自分としては、とにかくボールに触れないように逃げ回るのが精いっぱい。
二十代~四十代くらいの父親によるドッヂボールだったわけですが、明らかにおじさん体型の中年の方でも、体育会系出身と思われる方は、やっぱり凄いですね。物凄い速球を投げるし、高い球もジャンプしてインターセプトするし、生き生きとして眼の色が違います。
子どもたちはコートの両脇に並んで座って声援を送ってくるわけですから、下手なところは見せられないし、なりふり構わず逃げる逃げる。
お陰で一度もボールに触らずに決勝まで行ってしまい、帰ってから身動きが取れなくなってしまいました。
いやぁ、疲れた。


W杯、本当は会期中に一回更新して、ここに感想を書こうと思ったんですけど、タイミングを逸してしまいました。
でも、せっかくなので、その時書こうと思ったことを少しだけ書きます。ただこの話題って、当時はともかく今はよく見かける意見だと思うので、「まだ敗退前の、決勝トーナメント進出を決めたあたりで書こうとしてたこと」と思ってください。
書きたかったのは、俊輔のことです。僕は俊輔が好きなんですが、当時、ネット上での俊輔の叩かれようは酷かった。確かに調子はよくなかったし、ピークを過ぎた感もあったし、オランダ戦での様子も褒められたものではありませんでした。プロである以上、その活躍について賛否言われるのは仕方のないことです。
でも、当時のネット界隈の論調は、もう、出場していない試合まで、俊輔が出ていなかったから勝った的なことを言う人が出てくるほど、戦犯的な扱いでした。本田を始めとするスタメン陣の大活躍との対比があったせいもあるとは思いますが、それにしても、ベンチから出られない選手を叩くというのは酷い、と思いました。そもそも、俊輔がいなかったら、W杯には出ていないのでは? 前回大会と今回大会の間、まさに予選の頃、彼は確かに日本代表を引っ張っていたし、輝きを放っていた時期が確かにあったはずです。それを無かったことにするのはあんまりだ、と思いました。
当時は、まさにそういう風潮のさなかだったので、ここでこれを言いたかったのですが、今は世間の熱も落ち着いたせいで、彼を擁護する論も見受けられます。繰り返しますが、本大会中に活躍できなかったのは事実です。でも、だからと言って、彼を戦犯のように扱うのは間違っている、と強く思った出来事でした。


ときどきpixivで絵を描いています。
やっぱり、定期的に描かないと、ヘタになりますね。
エヴァの絵ばっかり描いてます。



メッセージに返信します。

お願い!倒れないで!一丸となって頑張りませう!って言っておいてなんですが、某つぶやき並みの内容で更新してくださっても全く問題無しですよー。 ESSAYだけでも楽しく読ませて頂いてます。と言っておいてなんですが、新作も楽しみにしてまーす。 Twitter、周りのみんながやっているので興味がないわけではないんですが、別に、そんな呟くこともないしな......。と躊躇してしまいます。
ここで、Twitterはじめました的な告知をしても、すぐに何も呟かなくなりそうですしね(^^;
新作は、ほとんど進んでいません。頭の中で、先の展開だけどんどん進んで行くんですが、整理しないと逆に書き進められない感じになってきました。

http://home.att.ne.jp/apple/crystalkingd/center.htmのもなかなか良かったですよ~ 作品数多いな~。メッセージ頂いたの結構前でしたが、すっかり忘れてました。通勤のお供に読んでみます。

2nd Ring とてもよかったです! ありがとうございます!(^^)


さて、以下は「借りぐらしのアリエッティ」の感想です。ネタばれありです。




個人的な第一の感想としては、上にも書きましたが、「面白かった」です。
特に前半の、アリエッティと父が「借り」にでるシーンが素晴らしかった。普通の民家の裏で、縮尺が違うとここまで感覚が違うのか、と息をのませるワクワクしたスケール描写。ああいう演出を濃密に描けるところに、ジブリの揺るぎない地力を感じます。
ティーポットからカップに注がれるお茶の、水滴の描写や、雨の中から戻ったアリエッティの服につく水滴の大きさ。音の演出も見事で、視点がショウからアリエッティに移ると、とたんに地響きのような、わぁぁんと反響する音質に変わる感じが、嫌でも小人の世界のスケール感を肌に感じさせてくれました。
このスケール感はやはり大画面で映えると思うし、音の演出もドルビーサラウンドでこそという気がします。この二点を取っても、劇場で観る価値あり、と言えます。


ストーリーは、数多くのレビューが指摘しているように、さほど分厚くありません。
それこそ、宮崎アニメのようなストーリーを期待すると、肩透かしを食らうでしょう。
しかし、これは掌編として捉えれば十分と思いましたし、光るものは数多くありました。あっさりとした展開は嫌いじゃないですし、観終わった後の感覚もすっきりとしていました。下手に謎が謎を呼ぶような壮大なストーリーにする必要はないと思います。
実際、話のスケールはとても小さく、映画の主眼はストーリーよりも「人間と小人の視点の違い、精神の違い」にあるのかな、と思いました。


キャラクター造形について。
アリエッティは魅力的でした。可愛らしく、好奇心旺盛で、瑞々しいキャラクタでした。また、アリエッティの父親も、威厳があって格好が良かった。
ショウに対する率直な印象としては、「おまえがぜんぶ悪いんじゃないか」というもの。彼は彼なりに、アリエッティ達を守ろうとしたし、事実守ってもいるのですが、それ以上に、ショウが余計なことをしなければ、アリエッティたちはまだあの家の床下で暮らしていたのではないでしょうか。
しかし同時に、そこがひどくリアルだとも感じました。
自分があの場面にいたと仮定したら、どうでしょう。庭で小人を見かけ、夜中にベッドサイドで小人に会う。人間に見つかったら最後だという、彼らの悲壮な感覚など、人間である自分にはピンとこない。
自分だって、彼らとコミュニケーションを取りたい、と思ってしまうでしょう。アリエッティたちが迷惑と思うかどうかなどと考えるよりも先に、なんとか話がしたくて、床下に手紙を残してみたり、姿を見せてくれと懇願したり、良かれと思って床下を引っぺがし、彼らの家を壊してドールハウスのキッチンを押しこんでみたり。
そこに悪気はありません。そこにあるのは、純粋な善意と、自覚の無いエゴ。
そこは、最終的に、無自覚なまま終わってしまいます。でも、それでいいと思いました。観客の目から見て、どう見てもショウの行動が騒動を引き起こすきっかけでありながら、ショウは明確な自覚をしないまま終わる。これは明らかに、監督の意図だと思います。ショウと同じように、アリエッティもまた、無謀な行動で家族を危険に晒します。若い二人が、若さ故に引き起こす無自覚な失態。人間と、小人と、その双方が失態を起こしたからこその、決してハッピーエンドとは言えない結末を迎えたのは、どんな場面でも聖人君子のように振る舞うことなど出来ない、また悪意がなくても重大な結末を招いてしまうことを訴えるメッセージと受け止めました。


同じく、ハルさんの行動も、また自然でした。
小人とショウを主人公に据えた物語では、ハルさんは悪者として描かれます。ですが、彼女の行動もまた、一歩引いてみれば当たり前の行動です。性急だとは思いますが、彼女の行動を責められるのは、映画を見てアリエッティ達に感情移入している観客だからこそです。
現実に、自分の家に小人がいる。しかもその相手がどんな凶暴性を持つのかも、どんな生態かも分からない状態で、捕獲しようと試みるのは間違った対応とは言い切れません。年齢に応じた偏狭さがあり、はじめから小人たちを同じ精神性を持つ人間としてとらえていなかったきらいはありますが、それすら、不自然な感覚ではないのです。


将来のことを夢想します。
ショウの心臓の手術は、成功するでしょう(ここで成功しないと、何も始まらないし)。
ハルさんも祖母も亡くなった後、成人したショウはあの家を受け継ぎ、一人で暮らします。仕事は文筆か学者あたりがそれっぽいかもしれません。
そうしてあの家に、ショウが一人で暮らしていることを、スピラーがアリエッティに知らせます。実際、スピラーはあの家の庭先あたりまで行動圏内のようですし、おかしな状況ではありません。
アリエッティとスピラーは、夫婦となっているかもしれませんし、子供もいるかもしれません。
そうして、ショウが一人であの家に住んでいることを知り、アリエッティは決心して、スピラーを説得して家族で戻ってくる。
そして、ショウと再会し、今度こそ、初めての人間と小人の共生が始まるのです。
そんな未来が訪れればいいな、と思いました。
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