ESSAY

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 もはや、クライアントにふざけんなと言ってやりたい気分です。言いませんけど。
 
 近ごろ巷で話題の「ほしのこえ」のDVDを購入しました。いやぁ、風景の描写とカット割りのテンポがウマすぎる。
 押井守や今敏といったジャパニメーションの旗手たちがもつ、「今までのアニメには存在しなかった新しさ」は、はっきり言って全くない。全て、先人が今まで築き上げてきたものを最大限に吸収して作品に仕上げるタイプだな、とは思います。でも、それでいいんじゃないですかね。何より、これをほぼ何から何までたったひとりで、しかも普通のパソコン1台で仕上げたというのが、功績として評価できると思います。
 今後の新海誠から目が離せないのはもちろんとして。これに刺激を受けて、才能ある若手の、しかもひとりで作るタイプの作家が他にも出てきたら、アニメーションの世界はまた一つ先に進めるんじゃないかと期待します。
 今は何となく、一人でアニメーションを作るってキツい感じがしますよね。あらかじめ発表の場を確約されているわけでもないアマチュアが作った作品が商業ベースに乗ることはまずないし、そうなると大きなプロジェクトの一員になるところから始めるしかない。そうしているうちに、個性が摩耗していくんじゃないかと。
 でも、例えばマンガなんかは、一人でコツコツ描いた、粗削りだけど才能がみなぎる作品が、毎年、いろんな漫画賞とかでちゃんと陽の目を見る。だから面白いし、アマチュアとしても頑張れるんだと思うんですよね。そういう意味で、こういうコトをキッカケに、ちゃんと個人の作品が陽の目を見られる土壌ができていけばいいな、と思いました。
 ジブリだって押井だって面白いし大好きだけど、そういうのとは違う、細かいところまで行き届いた大作じゃぁないけどとにかく何かヘンで面白い、そういうのをもっともっと観たい。
 久し振りにワクワクしました。
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